雨宮 兼彦: 2011年2月アーカイブ

私が、六郷印章業連合組合長を務めた頃より押しすすめてきた閲覧システムが、この3月にやっと

導入され皆様に自由に閲覧出来るはこびとなりました。

日本一の はんこの町 を象徴する「十鐘山房印挙」とは

中国清朝時代の歴史家「陳 介祺」が収集した古代中国の銅印の印譜集です。

 印譜集は、1853年にそれぞれ異なった製本で十部作成され、七部が現存しますが、その殆んど

は個人所有で一般公開されておりません。 当資料館が所蔵する十鐘山房印挙は全191巻から

なり、10376種の印譜が収められております。 この印譜の希少性とともに古代中国における文字

と印章の発展を知るうえで、印章業・書道家・文字研究家にとっては大変参考になる教本といえます

当社へ御来社の方は、ご案内させていただきます。

この十鐘山房印挙は、市川三郷町商工会六郷支所・六郷印章業連合組合が管理する

印章資料館に展示しております。