2008年11月アーカイブ

物の形を象つた、象形文字から発展した中国古代の書体である篆書は、物事の表情を生き生き伝えてきました。 その後「篆書」を簡略化した「隷書」、速く書き易い書体「草行書」一点一画を丁寧に書いた書体「楷書」など時代とともに「篆書」を基に変遷してきました。  しかし、最近では字形の面白さから装飾文字やデザインとして、「篆書」が用いられることが多くなり、デジタル業界では「篆書体フォント」などが作られ、機械彫りに利用されている現状です。 篆刻用書体は「説文解字」という文献を基準に、正しい書体が永年守られてきましたが、「篆書体フォント」は字形に対してはかなり自由であり「説文解字」の字形を基準とすると「間違い」とされる字形が存在します。 今回の講演会では、このような問題点を取り上げ、当組合の「佐野弘和先生」が今後の印章価値を高める方策を解説して頂けますので、多数の方々のご参集をお待ちしております。

開催日時:平成20年11月27日(木)午後7時30分~

開催場所:市川三郷町六郷支所

講師   :佐野弘和 氏 山梨県印章業組合連合会 副会長  六郷印章業連合会 理事

   市川三郷町ふるさと秋まつり「第2回はんこ日本一六郷の里秋まつり」が、10月1日~11月1・2日をもって大盛会のうち終了した。 今回の地場産業まつりの目玉は、「日本一の巨大印鑑」を印章資料館から搬出して六郷の里秋まつりの会場に設置することでした。 我が町が誇る巨大印鑑は、昭和62年資料館に設置以来21年初めての搬出でした。印面2m平方・高さは3m・重さ3t まさに日本一のはんこの町のシンボルにふさわしいものでした。 巨大印鑑の前では、山梨県下この話を聞きつけて訪れた観光客が写真をとつたり、テン刻体験したりして、これを主催した実行委員会の町長をはじめ関係団体の面々も大変満足の様子でした。 来年度は巨大印鑑の神輿を市川の手漉き和紙を利用して子供達に担いでもらい、より盛大な祭りにしたいと考えております。

 

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印鑑・実印は、山梨・はんこの町から開運印鑑の【開運社本店】

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